プジョーの歴史 1948−1964 その1
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1948年にデビューした戦後初のニューモデルである203は、標準生産車には珍しい半球形Alpaxシリンダーヘッド、V字に傾いたバルブヘッド、センターに設置したスパークプラグが特徴で、プジョー車として初めてモノコック型(ボディと車台を一体化した構造)を採用しています。
1955年にはイタリアのピニンファリーナ社の設計による403を発表。凸状ウインドスクリーンが特徴の403は、プジョー車として初めて100万台を突破します。
この年、生産台数が初めて10万台に達し、サイクル・プジョーの自転車生産台数も22万台を記録します。しかしその後、自転車産業が危機に見舞われたことから生産台数が半減し、同社は1958年、自動車部品メーカーに転身します。
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