プジョー207デビュー!
待望のプジョー207が日本でもデビューしました!外国産コンパクトカーの代名詞ともいえるプジョー206をフルモデルチェンジし、細部に至りプジョー206より上質にそして走行性能に関しても21世紀基準に相応しいスペックを持ち合わせていて、ますます走りに磨きが掛かっています。
プジョー206を長年乗っていて、プジョー207に初めて試乗した感想をインプレするとまず、一番最初に気がついた点がフロントのコンソール上部に装備してあった「パフューム・ディフューザー」です。パフューム・ディフューザーは、いわば車内の香りを奏でる「車内の香水」です。エアコンの吹き出し口より装備したカートリッジによってプジョー207の車内を心地よい香りで包むそうです。実際車内は、とてもいい香りが漂っていました。シートに入ったとき何ともいえない気持ちのよい感覚でした。
次に、プジョー206でも御馴染みのマルチファンクションディスプレイです。マルチファンクションディスプレイはプジョー206でお世話になっている方も多いと思いますが、プジョー207では更に情報量を多くしドライバーにより多くの情報を認識できるように進化しています。例としてプジョー206では、無かった後部座席や助手席のシートベルト警告等などが装備されています。ドライバーが同乗者の安全をいち早く確認できる装備として重宝します。
そして何より一番興味を引いたのがプジョー207の外観です。プジョー伝統のつり目もプジョー206よりシャープになってフロント部がますますシャープにスタイリッシュになっています。プジョー206でもかなり特徴あるフロントマスクだったのですがやはりプジョー207の登場でやや控えめな印象を持たざるを得ません。
ジョー207の車内についても、もはや語るまでも無いオールブラックレザーの高級外車顔負けのシックな車内になっています。ステアリングやドアトリム・コンソール・シート・など細部に至るまでのオールブラックでフランス車のとしての名に恥じない上質な車内になっています。(プジョー207では、一部ブラックレザーではないグレードも存在します)
プジョー207の走行性能については、今回私が試乗したプジョー207がGTという、前作プジョー206のRC(3ドア)に当たるグレードだったのですが申し分ありません。最高出力150ps/5800rpm 最高トルク24.5kgm/1400〜というとても強力かつパワーのあるエンジンで、高速の合流もラクラクといった感じでした。プジョー207の走行性能は同クラスの国産車と比べると差は歴然です。
今回プジョー207を試乗して感じたのが「プジョー206にあるものがすべてプジョー207にあり、そして更に細部がリファインされている」という感じでした。プジョー206でユーザーからの声をフィードバックして完成された車といった感じです。
グレード(ドア数) 型式 |
エンジン排気量 | トランスミッション | 価格 |
プジョー207(5ドア) ABA-A75FW |
1598cc | 4AT | 2390000円 |
プジョー207 Cielo(5ドア) ABA-A75FW |
1598cc | 4AT | 2640000円 |
プジョー207 GT(3ドア) ABA-A75FX |
1598cc | 5MT | 2640000円 |