205CTI (カブリオレ) 205T16 その2
スポンサードリンク
205T16は大きく張り出した前後のフェンダーが特徴的で、ボンネットにはラジエータの熱気抜きのダクト、リアのフェンダーには空冷式インタークーラーとエンジン冷却用に外気を導入するダクトが設けられているのが特徴。
リアカウルは大きく開くことが出来、エンジン内部への整備性に寄与しているが、ロードカーのカウルは大きなリアガラスがはめ込まれているため、非常に重いです。カウルを開けると、目に入ってくるのが大きな三角形のパネルであるが、これは内部に電動ファンが設置されており、ターボチャージャー、エグゾースト系の熱を強制的にリアから逃がす仕組みになっている。KKK製ターボチャージャーはおよそ3,000rpm前後から機能し、加給圧は0.7barである。3,000rpm以降では相応の加速感はあるが、重いリアカウル、110リットル容量を有するタンク、ノーマルの205の部品が流用されたキャビンスペースに使用されたスチールの重量が災いし、205から連想される軽快感は皆無である。サスペンション、ブレーキ性能は現代の車と比べるまでもないプアなものであるが、長くストロークが確保されたサスペンションから生み出される乗り心地は素晴らしく、コンペティションカーのベースカーとは思えないものである。ターボ車でありながら、エグゾーストノイズはなかなか勇ましく、ギアシフト時、アクセルオフ時には激しくアフターファイアを伴うため、只者ではない雰囲気を醸し出している。
[PR]エクセル式アフィリエイト省力化講座